攻撃的な投資法として、最も有名な投資の手法がマーチンゲール法です。
マーチンゲール法は、別名「追い上げ」とも呼ばれており、
その名の通り、負けた額を追い上げるように資金をベットしていきます。
ルーレットにおけるベットで説明いたします。
(赤)か(黒)の二者択一でベットするとします。※倍率は1倍です
賭け金は1ドル
予想が外れた場合には、1ドルが失われます。
次のベットでは、前の2倍の2ドルを賭けていきます。
そして負けてしまった場合、この次のベットでは2ドル×2=4ドルを賭けていきます。
そして・・さらに負けってしまったら 4ドルの2倍の8ドルを賭ける。
この様に、負け金額の倍倍・・で賭けていく手段がマーチング手法なのです。
ここまでの収支を計算してみましょう。
投資額では
$1+$2+$4+$8=15ドル!となります。
しかし、$8を賭けた時点で勝つことが出来れば、
払い戻しは$8×2(1倍の払戻金+賭け金)なので、16ドルとなります。
ここまで賭けてきたクレジットの15ドルを引いたとしても、
16ドル(獲得チップ)―15ドル(これまで賭けた合計)=1ドル(利益)
と、1ドル勝った事になります。
マーチンゲール手法では、勝った次のベットからは、
また$1に戻してベットしていきます。
※負けたら⇒2倍で!
※勝ったら⇒再び最小額で!(ここがミソです)
といった、シンプルな方法です。
それでは払い戻し倍率を2倍とし、資金100ドルの状態でマーチンゲール法をシミュレーションしてみましょう。
最終手持ち金:100ドル→104ドル
となります。
上記シュミレーションからもお分かりの様に、マーチンゲール手法の場合、コツコツと利益を積み重ねていきますので、
大きく利益が膨らむ事はありません。
欲張らずに、コツコツと積み上げていく事!を意識しましょう。
【注意点】
マーチンゲール手法の場合、基本的には資金力が必要になります。
例えば、連続で10連敗した時の必要クレジットを確認してみましょう。
スタートは、1ドルです。
10連敗の時点で、必要資金は1,023ドルです。
7回目以降では、次の賭け金額が大きく増えてしまう事がわかりますね。
※カジノのテーブルゲーム(アメリカンルーレット等)では、10¢から賭ける事が出来るゲームもありますので、必要資金(バンクロール)をグッと引き下げるゲーム選択が可能です。
マーチンゲール法では、勝ち続ける事自体が目的では無く、
負け続けない事(何回かに1回は必ず勝つ)に重点をおいています。
ですので、マーチンゲール手法を行う場合には、少なくとも勝率1/2以上が見込める
比較的当たる確率の高い賭け方の時に実践されることをオススメします。