あきらめも肝心!賭けたチップの半分は返してもらおう!!
サレンダーというオプションは、自分が負けた場合のリスク(賭けたチップの没収)を最小限にとどめる為の
戦法となります。
最初のカードが配られた時点で、自分のカードとディーラーのカードとを見比べ、あきらかに勝てる見込みが少ない時に、このサレンダーを使います。
読みが当たり、負けてしまった場合でも、全額のチップが失われてしまうのではなく、賭けたチップの半分は戻ってくるので、ブラックジャックの長いゲーム中、必ず何回かは当てはまるケースですので、しっかりと覚えておきましょう。
● サレンダーはここで使え!
ブラックジャックでは、2枚のカードの合計が 16 の場合が最弱とみなされています。
(ヒットした場合、バーストしないカードは1~5までの数字しかなく、またステイしたとしてもディーラーがバーストしない限り勝つことはできない)
ディーラーのオープンカードが 10 などの強いカードで、
かつ自分の2枚の合計が上記した 16 といった弱いケースでは、サレンダーを宣言して賭けたチップの半分を返してもらいましょう。
つまり、結果を待たずに早々と降参をする”戦法”がサレンダーなのです。
サレンダーを行う場合は、人差し指を立て、テーブルの上で漢字の「一」を描くイメージでディーラーにその旨を伝えます。
ここで、宣言するタイミングが肝でもあり、ディーラーから2枚めのカードが配られた直後に行います。
この時、ディーラーから「サレンダー?」と聞かれますので、そこで判断し、宣言(上記の動作)をしましょう。
ゲームが進行して、最初のプレイヤーが3枚目を引いた後でのサレンダーは無効です。
● サレンダーを実行するケース
基本的には、ディーラーのオープンカードが強く、自分が弱い場合にサレンダーを使いますが、
その判断はかなり難しいかと思います。
ブラックジャックの常連プレイヤー以外の方では、瞬時の判断が要求されることもあり、なかなかうまく活用することができません。
そこで、一つだけ、この場合には無条件でサレンダーを宣言するケースを紹介します。
図を見ていただければ、もうお分かりかと思いますが、ディーラーには 20 となるチャンスがかなりあり、反対にプレイヤーは 21 以内に収める可能性が低い場合です。
この組み合わせだけでも頭に入れておきましょう。
また、ディーラーのオープンカードがA の場合では、サレンダーが適用されないカジノも存在することも合わせて覚えておいてください。