カジノへ訪れる、一般のお客さんには全く無縁なことだと思いますが、
カジノのVIPルームで遊ばれる常連のお得意様にとって、カジノでの借金 は全く無縁であるとは言えません!
VIPルームでプレイするほどのリッチな人が、\なぜ借金なんてするの!?/
・・と、普通考えてしまいますよね。
彼らVIPは、カジノで大金を使いますが、その資金はもともとカジノのプライベート口座にストックされています。
その資金が底をついてしまった場合、いくらVIP客といえど、それ以上賭博はできません。
当然、今までの負け分を取り戻そう・・と思ってのベット額でしょうから・・
100万や200万円程度の補充でで事が足りるわけはありません!
つまり、近くのATMでのキャッシング可能な限度額程度では、”焼け石に水”なのです。
ここで、あきらめて出直そう!と考えるVIPもいれば、納得いく勝負が出来るまで帰れない!
というVIPもいるわけで、そこで彼らが取る手段が、「カジノからの借金」となります。
負けが込んだ客がカジノから借金をする場合、2通りの手段が考えられます。
※ 常連のお得意様に限ったサービス?かと思いますが!
ジャンケットを利用する借り入れ
そのひとつが、カジノでの自分の身の回りの世話をしてくれる仲介人(ジャンケット)を通しての借金です。
額がそれほど大きくなければ、数万ドル分のチップを工面してもらえます。
担保も何もいりません。ただサインするだけでOKの様です。
大概の場合、返済期限は30日以内となっています。
ジャンケットによっても当然金額の差はあるのですが、融通できる額には枠があり、
運営会社の決算が月末締めの翌月5日清算となるため、
月初めでは比較的多額の工面が可能でも、月末では希望額が難しいケースもある様です。
運営会社の貸付実績で貸し出される額は決まる・・という感じですね。
個人でなく、ジャンケットが契約する運営会社からも借金が出来る様です。
短時間の手続きで、数千万円~1億円くらいがOKとなり、
しかも、こんな高額なのに・・利息はゼロです!
VIPルームの上客の場合には、\1回の借り入れ額が数億円!/にもなるそうです。
関連記事です:⇒ジャンケットとは
ホテル直営カジノからの借り入れ
マカオに見られる様なジャンケット制度がない国では、ホテル直営のカジノから借金をするケースになります。
(シンガポール、ラスベガスなど)
ホテル直営のカジノでは、上記のジャンケット運営会社の様な簡単な手続きとはいかない様で、まず本人の
(日本の)銀行口座を書かされます。
これは、本人の口座の残高を確認するわけではなく、倒産企業や自己破産者のブラックリストに載っていないかどうかをチェックする為のものです。
全世界のカジノでは、ブラックリスト入りしている客のリストを共有しています。
つまり、ラスベガスで借金を焦げ付かせていた場合、マカオやシンガポールでも借金をすることはできない仕組みとなっているのです!
この時書かされる日本の銀行口座では、たとえ残高数百円!の口座でもOK!ということなので、
カジノとしては”店における上客かどうか” だけで貸付を判断しているのでしょう。